以前も書いたかもしれないが、自分の中の考えを整理する意味でももう一度「順張り・逆張り」について考えてみたい。
○上昇トレンド
足で直近の高値・安値を切り上げながら値を上げていく状態
○下降トレンド
足で直近の高値安値を切り下げながら値を下げていく状態
○上昇トレンドから下降トレンドへの転換
直近の高値を更新できなかった後、直近の安値を割ってしまった時
(下降トレンドから上昇トレンドへの転換はこの逆)
◎順張り
1、上昇トレンド中に、高値を更新する際に買いで入る(ブレイク買い)
2、上昇トレンド中に、直近の安値を割らずに下げ止まった(下げ止りそうな)ところを買う(押目拾い)
3、下降トレンド中に、安値を割る際売りで入る(ブレイク売り)
4、下降トレンド中に、直近の高値を更新せずに上げ止まる(上げ止まりそうな)ところを売る(戻り高値の売り)
◎逆張り
1、下降トレンド中に、戻りが入りそうなところで買う(リバウンド狙い)
2、上昇トレンド中に、押しが入りそうなところで売る
◎トレンド転換狙い
1、上昇トレンドから下降トレンドに変わる瞬間を売る
(高値更新できずに直近の安値を割った時、カラ売りをする)
2、下降トレンドから上昇トレンドに変わる瞬間に買う
(安値を割らずに直近の高値を抜いていく時、買いで入る)
☆下げたところを同じ買うのでも、下げトレンド中の買いは「リバウンド狙い」だし、上昇トレンド中に買うのは「押目拾い」でまったく違う。
また同様に、上げたところを売るにしても、上げトレンド中の売りは「逆張り」だし、下降トレンド中に売るのは「順張り」でこれも違う。
私の場合ここの判断をあいまいにしたまま入ってしまい怪我をすることが多いので、これには気をつけないといけない。
☆私自身の手法・結果で振り返ってみると、トレンドには関係なく、急落で入ってリバウンドを狙う方法がLDショック後しばらくまでは有効な方法だった。
当時は1株でも1度に20k近く取れることもあったが、デイトレのリバ狙いが主流になると1~3ティックでの利益を取り合う状態になる。
したがって、下降トレンド中にこれをやると、取れる利は少ないのにヤラレた時に損失が大きくなってしまうパターンが頻繁に起こる結果となった。
特にこのところ新興市場が下げトレンドから抜け出せなくなった期間には、その傾向が強く見られる。
自然、投資金額の多い・すばやい売買ができるトレーダーが生き残り、その他大勢のデイトレーダーは稼ぎを減らす結果となる。
(もちろん、この手法でまだ十分稼いでいる凄腕トレーダーのみなさんもたくさんおられますが)
デイトレブログを見ていても、自然消滅したり撤退を余儀なくされたりする人が増えてしまった。
私も例外ではなく、下手トレーダーとしてとうとう株式売買やり始めてからの収支はマイ転
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これから生き残っていくためには、相場環境や自分の性格に合った手法に転換する必要がある。
スキャルピングに必要とされる、PC操作の素早さでは若い人たちに叶うはずもない。
ただでさえ、私には若干の肉体的ハンディ(本態性振戦)もある。
ということで、上記トレンドと手法のカンタンな分類の中で、どこに焦点を当ててやっていこうかと日々検証中。
「逆張り」は利が少なくリスクが大きくなるので、「「順張り」と「トレンド転換」狙いが有効とは思っている。
そして、その検証に使えるかと思って試しているのが各種指標の導入。
今までは足だけでトレンドを捉え、押しを拾おうとしたりブレイクを狙おうとしていた。
これを、指標を使ってより精度を高めようというわけだ。
今のところ、考えたアイディアでの検証結果はと言うと、プラスにはなるが自分の求めているだけの結果はまだ出ていないというのが現状。
ちなみに、見易さや使いやすさ等、自分に合った指標として
一目均衡表、MACD、RCI、ボリンジャーバンドが残ってきている。
手数料問題もあり、これからは先物ミニでのトレードを模索していきたいともまた考え始めている。
これまでは多大な損失を出しているミニだが、手法の整理ができないまま出来高も急増。
私が参加した当時は日に2.5万枚前後だったが、今は先物本体より多い日もあったりで多いときは9万枚を越える!
この影響で変化した値動きに対応できず失敗してしまったことが原因なので、その点について改善していくつもり。
それに指標の有効性は個別株より先物の方が良いと考えている。
レバレッジ効果もあり(現時点で約25.8倍)、何より買いも売りもでき、かつ日に何度も売買できる(差金制限がない)のが大きい。
慎重にコツコツやれれば、こちらの方が先に希望が持てるような気がしている。
☆何だか、取りとめのないまとまりのない文章になってしまったなぁ。
これからも時々書き換えたり書き加えたりするかもしれませんが、自分の現在の心境のメモと考えているので、ご容赦下さい ^^;